講  評

(社)燕三条青年会議所

1998年度理事長 本間哲則

 

今回行なった燕市・三条市合併に関する法人へのアンケートについて『燕三条地区の実に76%の法人が、燕市・三条市の合併を必要と感じている。』という結果が出ました。この数字は、ほぼ私たちの予想していた通りでありましたし、大多数の市民の方も特別驚くような結果ではなかったのではないかと思います。何故なら、両市の合併の必要性を私たち燕三条青年会議所のメンバーがいろいろな場面でお話させていただいておりますが、明確に合併反対とおっしゃる方は本当に少数しかいられないからであります。すでに私たちが行なった「燕三条市をつくる会」の署名活動において、両市有権者の5万人以上の方から合併賛成の署名を頂戴し、住民の過半数を超える大多数の意思は合併推進だということを示していただいております。また、先般両市の市議会議員に対して行なったアンケートにおいても、今回の法人アンケートとほぼ同じように、合併を必要と考えていらっしゃる議員の方が多数を占めておりました。

北陸自動車道三条燕インターチェンジができてから20年、上越新幹線燕三条駅ができてから15年が経過いたしました。もともと同じ金属加工業を基幹産業として発展して来た両市でありますし、玄関口や生活エリア等を同一にしてこれだけの年数が経過すれば、燕市・三条市ばらばらに行政を行なっていることがどれだけ不自然かということに市民の皆さんは気づいておられるでしょう。ましてや永年にわたり様々な外敵障害と戦ってこられた業界の方々から見たら、両市が合併することにより燕・三条それぞれが持つ潜在的エネルギーをより有機的かつ効率良く大きな力に変えていけるということに、当然のごとく気づいておられるでしょう。私たちの燕市・三条市はやはり金属加工業を中心とした産業の町であります。産業の発展をなくして、このエリアの発展は有り得ません。しかし、その産業も各企業がばらばらに物事を行なっていたのでは、おのずと限界が見えてまいります。私たちの町の金属加工業を日本国中に、そして世界中に、力強くアピールするには、業界も行政もこのエリアが一つに合併し一致団結することが最善の方法であります。今回のアンケートから、大多数の法人の方々がこのように判断しているということを、私たちははっきりと知る事ができました。

ただし、法人・議員・一般市民のいずれにも合併に反対されている方がいらっしゃるのは事実でありますし、賛成者の中にも各論や方法論などにいろいろとご指摘を下さる方もいらっしゃいます。今回の法人アンケートにおいても様々なご意見を頂戴いたしました。燕三条青年会議所では「単純に町が大きくなれば良い」という一人よがりの運動にならないように心がけ、燕市・三条市の合併の必要性をできる限り多くの方々に理解していただくために努力し、業界や行政そして市民の皆さんと一緒に目的達成のためにがんばっていきたいと考えております。

最後になりますが、ご多忙の中、突然のアンケート依頼に対して多くの企業の皆様からご回答をいただき、本当に心から感謝を申し上げます。今後とも(社)燕三条青年会議所の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。