『今週の読書(最終回)』 

原 広司著 「集落の教え100」(彰国社刊)より

第11節    大きな構想

『大きな仕掛けは、大きな構想を支える。

 大きな仕掛けは、小さな部分によって支えられる。

 大きな構想が、そのまま現実されれば、退屈な集落となる。』

第71節    遠くから、近くから

『遠くからは、辺りに溶けこむ姿をもて。

 近くからは、辺りから際立つ姿をもて。』

第80節    構造

『ルーズな構造を与えよ。そして、さまざまな径路を生成せよ。』

 この本は、著者が、長年にわたって行った世界中の集落調査を基に、生活すること集落を創ることの真理をまとめたものです。格言とその説明という構成で100の教えが展開されています。固有名詞を主語としていないため、(読者が)主語に何を付けるかで、いかようにも解釈できます。上の文章も身近な関心事を対象にして考えると、なるほどと思いませんか?                   

 (政策情報室 室長 金子 靖)

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