三条市下保内在住の齊藤興一さんは保内の歴史に興味を持ち独自にその歴史を紐解いている人だ。
Q1.保内の歴史を調べ始めたのはいつからですか?
保内の歴史には前々から興味はありましたが、本格的に調べ始めたのは自治会長をした時です。
Q2.保内の歴史を調べ始めたきっかけは何ですか?
自治会長をした時に引き継いだ自治会資料を記録しながら整理し始めたことから下保内の年表を作ることにしました。その時、知り合いから「保内のほの字からやれや」と言われたことがきっかけです。
三条市史から調べることが始まり、なぜ保内の歴史の中に園芸が始まったか(これが本命になってくる)を調べるようになりました。
Q3.保内の歴史を調べ始めて今までどうでしたか?
周りのみなさんには私が調べている保内の歴史が本になることを期待されています。また、「歴史を知って始めて自分を知る」植木発展の歴史を知ることで自分自身には大変役に立っていますので、これを三条の地場産業として見直してほしいと思っています。
今は、坪六(玄関の前に緑を植えるための1・2坪の場所)に植える坪木である霜降り五葉が保内の植木の始まりで約300年前から始まっているということや、他にもおいぞうり・成沢焼に関しても調べています。
また、明治の始めごろ旅の虚無僧が泊まる宿を探したのですが、とうとう見つからず私の家に泊めることになった際、お礼に教えてくれたのが今は造る人もほとんどいなくなってしまった保内の蓬莱造りです。この資料もあります。
Q4.今後の展望および期待することは何ですか?
今まで集めた資料をまとめて本にすることと、庭師の集落ではなく、生産の集落として衰退してしまった蓬莱造りを復活させることです。今年から始めようと思っています。

たくさんの資料に囲まれている齊藤さん