【燕三条の地にて7つの星が集う!!】

去る、2月6日(金) PM18:15より燕三条ワシントンホテルにて、
社団法人 燕三条青年会議所2月例会・通常総会が開催された。

まず、長谷川直哉理事長より挨拶があり、今日がキックオフの例会で
あり、燕三条発信が今日から行われる。他の地域からこの地域を
もっと知りたい、行って見たいと思われることが重要であり、メンバーの
意識を一つにして今年一年の運動をして行き、我々20代〜40代の
世代は全国で4,000万人で、青年会議所メンバーは約35,000人。
その0.1%の我々青年会議所メンバーが能動的な市民となり、99.9%の
市民の先導者とならなければならないと締めくくった。

その後、通常総会が開催され、2008年度(昨年)の補正予算書(案)、
決算書(案)について、2008年度専務理事の梨本次郎君より説明がされた。

次に、2009年度(今年)の修正収支予算書(案)に関して、
五十嵐利行専務理事より説明があり、共に満場一致により
可決承認された。

続いて、2月例会第一部 燕三条に関する講演会「地域ブランドによる
まちづくり」が行われた。燕三条青年会議所メンバー120名、県央7地域12団体、
71名、燕市職員、国定勇人市長を始めとする三条市職員を含む20名、
一般参加者6名から参加頂き、会場はほぼ満席となった。

講師の山村真一氏(株式会社コボ 代表取締役社長)より、
”地域ブランド”とは、地域で生産されるモノづくりだけではなく、
地域の社会文化全体を包含するブランドづくりが必要であり、歴史、
風土、環境、食、伝統技術などを組み合わせ、より至高点を目指した
先にあり、燕三条地域はその可能性を多いに秘めた魅力的な
地域であると語られた。

そして、現在の社会情勢を加味したケーススタディーとして、石川県の
伝統技法を活用し、地域の特産物を使用した駅及び北陸新幹線の車輌
デザインを例にとり、これを燕三条地域に置き換え、磨き技術を応用した
メタルエクスプレス「とき」、風力発電などを取り入れたエコステーション
燕三条の提案があった。

最後に、「燕三条ブランド」のテーマを若いパワーの集まりの皆さん
が中心となり、地域全体のムーブメントとなって、育て成功し世界に
向かって発信できる「燕三条ブランド」が生まれる事を期待します。
との言葉を持って締めくくられた。


講演会終了後、第二部「交流会」が開催された。
はじめに、国定勇人三条市長より、燕三条ブランドの確立には、皆様の
若い力こそが一番の推進力になると信じている。そして、大変な経済状況
だからこそ、腰を据えて夢を実現させましょうと挨拶を頂いた。

その後、各青年団体代表の紹介があり、燕商工会議所青年部会長
伊藤慎太郎様より乾杯の御発声を頂いた。

今こそ「燕三条ブランド」確立と発信に向け、各青年団体が力を合わせ行動
する時である。行政関係者や各青年団体が燕三条地域の未来を考え
「燕三条ブランド」を日本へ、世界へ向けて発信する大きな一歩となった。


取材者:広報渉外委員会 小林 貴史

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