一般社団法人燕三条青年会議所
理事長 五十嵐利行
基本理念
先人が築き上げてきたものに感謝しながら我々が何をすべきかを考え、
燕三条青年会議所らしく何事にも率先して全力で取り組む
スローガン
万事全力
基本方針
- このまちに住む市民が地域に誇りを持てるようにする。
- このまちの未来を考察し、周知する。
- このまちの過去に起こった災害を調査し、今後の予防、対策について考える。
- 青少年育成事業により次代を担う若者の人として大事な心を育む。
- 経営に関する知識を学び、経営力向上を行う。
- 同じ志を持つ仲間を増やす。会員拡大の推進。
- 会員相互のコミュニケーションを向上させ、人と人のつながりを大事にする。
【はじめに】
本年度は燕三条青年会議所として15年という節目の年となる。この15年間で様々な出来事が起こった。三条市・燕市の合併白紙、中越地域での度重なる大地震、新三条市の誕生、新燕市の誕生、リーマンショック、国難とも言える東日本大震災、二度にわたって起こった大水害。我々はこの歴史をしっかりと認識するとともに、この地域の明るい豊かな社会を実現すべき運動を行っている団体ということを再度認識しなければならない。
昨年度、公益法人制度改革において一般社団法人格を選択した我が青年会議所。制度が変わろうが、我々が進めてきている運動を変えることはない。それは誰にも恥じない運動を行ってきているからである。限られた時間の中で動いている青年経済人であるがゆえに、我々がやるべきことを各々が理解し、その上で全力で物事に取り組んでもらいたい。
【全てに感謝して】
今年、燕三条青年会議所は設立15周年を迎える。今日まで活動してこられたのも先人たちに支えてきて頂いたからである。また行政や市民の方々にも支えて頂いた。全てに感謝し、今後もこの地域に必要とされる存在にならなくてはいけない。我々は公益性のある運動をしているが、まだまだその運動を知らない市民も多い。青年会議所とは一体どんな団体なのか、どんな活動をしているのか、より多くの市民の方々に理解してもらえるよう情報発信にも力を入れなければならない。
我々は人に支えられ、地域に、社会に支えられている。全てに感謝をし、このまちを豊かにしたい。地域の方々が一人でも多く力を合わせることでどこにも負けない強い地域になると考える。それが地域活性化、また明るい豊かな社会につながって行く。
【地域を知る】
2003年10月26日に燕市で行われた三条市との合併についての住民投票は、僅差で合併反対となった。我々、燕三条青年会議所は両市が一緒になるべきと考え、行政に先駆けて統合した。住民投票はある一点での判断であるが、将来的にはどうすべきなのか。両市が一緒になることがこの地域の活性化につながり、それが明るい豊かな社会へと結びつくものと思う。
我が国の財政は決して豊かなわけではない。それはこの地域においても同様である。民主党が政権を握り、事業仕分けを行った。仕分けにより初めて知る団体、事業も多かった。では同様にこのまちについて会員をはじめ市民はこの地域の行政、財政について良く理解しているのであろうか。そういうことも含めて調査し、まずは会員各自がそれらの内容について熟知し、将来的にはどうしたらこの地域が良くなるかを考えまとめる。
我が地域は過去に水害、地震と自然災害に見舞われた。特に昨年の水害においては8年前の7.13水害から各自何かを学び、素早い対応が取れただろうか。日本人は災害が起こってからは行動を起こすが、予防という面においてはとかく軽視しがちである。自然災害は今初めて起こったわけではない。これからも起こる可能性は十分にある。まずはこの地域において過去どのような災害が起こったのか、またその際にどのような対応を行ったのかを調査し、今後災害に対してどのような予防、対応をすべきかを周知させる。
【未来への人づくり】
地域の活性化には時間がかかる。その担い手になるのは次代の若者であるが、現代の子ども達は相手の気持ちを理解しないことが多かったり、相手の痛みが分からない、相手に対する思いやりの欠如というような傾向にあるのではないか。そのような子ども達がそのまま大人になった時にどのような社会になるだろうか。我々の幼少期と現代を比較すると教育や社会環境が変化しており、以前では考えられないような事件も起きている。それらは親の責任でもあり、また大枠で捉えると現代社会の責任なのではないか。我々メンバー自身も再度振返り、しっかりと学び、そして今の子ども達が相手の気持ちを考え、思いやれるようにしてあげるべきと考える。我々メンバーも事業を構築する上で多くの学びがある。そんな大人や子どもが増えると地域活性化につながり、延いては明るい豊かな社会へ一歩でも早く近づけるものと思う。
【独自の経営スタイル】
地域を活性化するには企業が元気でなくてはならない。我々、青年経済人は日々仕事を通じて経済活動を行っている。会員は様々な業種に従事しているが、実際には各企業がどのような活動を行っているのか詳細を知らない人が多いように思う。過去を振り返ると青年会議所内において商売の話は御法度というような風潮があった。会員相互がどのような活動を行っているかを知り、各企業において友好関係が築けても良いと思う。このような時代だからこそ、会員相互を良く知り、会員企業の絆を深める良い機会になると考える。
メンバーの中には後継者が多くいるが、創業者と違い後継者はあるものを受け継ぐ。経営には様々な手法があるが正解はない。経営力の向上を図るため、経営に関する知識を学び、その上で自分にあった経営スタイルを見出し、この厳しい経済環境を切り抜けて行きたいと考える。
【会員拡大の推進】
我々が青年会議所運動を行っているのは全て明るい豊かな社会づくりのためである。豊かな社会にするためには地域の活性化が必要であり、活性化のための運動を行うのは人である。その運動を行うためには一人でも多くの同じ志を持った人が集うことにより、より大きな成果を生むことが出来、少しでも早く目的に近づくことが出来る。世の中は人が人に支えられ、そして社会に支えられている。人と人との関係が希薄になっている現代において、相互のつながりを大事にしたい。そのため、多くの青年経済人を会員として迎えたい。しかしながらこの団体に魅力が無ければ、誰も関心を持つことはないだろう。
我々は青年会議所活動を行うことにより事業構築する過程、会議体、人脈などの様々な学びがある。まずは他人の意見や考え方を受け入れ、その上で自身での答えを出し、信念を持つ。各々が信念を持って活動することが自身の成長になり、また魅力にもつながり、会員も増やしていくことが出来る。会員拡大はメンバーに課せられた使命であり、責務である。各自が会員としての自覚を再認識し、運動していることに誇りを持ち、常に行動してもらいたい。
【人と人のつながり】
仕事も家庭も青年会議所活動も辛いだけでは続かない。自分たちが前向きになり、全力で取り組むには楽しさというものが必要である。同じことを行っても辛さと楽しさというのは各自の捉え方次第であり、自分自身に得られることがあったり、成長が感じられれば、それは楽しさに感じられるのではないかと思う。
仕事、家庭、ともに順調であることで青年会議所活動も円滑に進められ、会社の理解、家庭の理解があってこそ、積極的にその活動を行うことが出来る。そのためにまずは青年会議所がどのような活動を行っている団体なのかということを広く市民に知ってもらう必要があり、また普段家庭を支えてくれている家族へ感謝し、そこでも我々として何か出来ることがあるのではないかと思う。
また会員相互において、会員が多ければ多いほど、出会うことはあっても話をする機会が少なく、その結果、人と人のつながりが深まらないままになってしまう。同じ志を持つ仲間が集う場である青年会議所で、会員相互が積極的に話しをし、相手を良く知るきっかけを作りたい。そうすることにより絆が深まり、相手を思いやる気持ちが生まれ、青年会議所活動が活発になる。
【終わりに】
青年会議所は単年度制であるため、毎年基本方針は変わる。しかし方針は変わっても目指すところは変わらない。まずは我々が何をすべき団体なのかを理解し、その上で活動しなければならない。誰でも一分一秒無駄な時間はない。仕事でも家庭でも青年会議所活動でも全てにおいて全力で取り組み、胸を張れるような価値ある人生を送ってもらいたい。


















