社団法人 燕三条青年会議所

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【 産業ビジョン 】 
〜 伝承・創造・進化 〜


■ビジョン

 日本経済は明るさを取り戻しつつあるというようなニュースをよく耳にするが、それは一部大企業に限られたことであり、地方の中小企業による地場産業は、なかなか復活する気配を見せない。長年の不景気で将来の不安からくる消費の落ち込みや輸入品の増加、人口の縮小、ものに対する消費者意識の変化など様々な要因が絡んでおり、この県央地域においても同様に苦戦を強いられている。

 現状は厳しいが、250年とも言われるこの素晴らしい技術と伝統を担い手へ伝承し、歴史背景から醸成している人と人、産・官・学のネットワークを創造し、さらなる県央地域の進化を目指すべく、新しい戦略が必要である。

 この地域の産業を維持、発展させていくために、まず我々大人や次世代を担う子供達がこの地域の伝統と歴史を学ばなければならない。生まれ育った「まち」に強い関心を寄せこのまちをよくしようという念を抱かせなければならない。全国に誇れる職人の匠の技を再認識すると共に由緒ある伝統を守り、さらに「ものづくり」の力を伸ばしていくことが重要であると考える。そして新しいプラスアルファ的な要素を「ものづくり」に組み込んでいけばよいのではないだろうか。

 キーワードは『環境』である。近年は地球の環境破壊が声高に叫ばれており、異常気象の原因だといわれている。3年前の三条市の水害も環境破壊が関係しているのかもしれないし、これからも我々の生活に脅威を与えるものになるだろう。そのような理由で『環境』は今後、大きなビジネスになるだろうと考えられている。

 環境ビジネスは非常にコストがかかり、採算が合わない事業だといわれているが、現在環境問題に本気で取り組んでいる地域は非常に少ないからこそ、その価値は高まるのではないだろうか。県央地域全体で環境に優しいまちづくり、例えば、風力、太陽光発電などの推進やゴミの再利用化等を進め、同時に素材自体が環境に優しい、製造工程において環境負荷が少ない、飽きのこないデザインと耐久性で長年使用できるなど、環境を考慮した商品を産・官・学が一体となって生み出し、それを全国にアピールしていけば、徐々に消費者に受け入れられるようになるに違いない。後に『MADEIN 燕三条』という新たなブランドになれば、次々と新しいものづくりの可能性が生まれていくと考える。


■施策とJC運動

@環境にやさしいものづくり
[施策]
  環境に優しい地域で、環境に優しいものづくりというテーマを掲げ、環境問題にこだわった商品をつくることを地域一体となり、実行する。そして「環境に優しい=燕三条製品」というイメージづけをし、燕三条ブランドを確立する。
[JC運動]
 環境破壊の問題を広く住民にアピールしていくための講演会、勉強会等を開催し、住民に理解していただくと共に、産業に関わる団体などの他団体にも働きかける。

ABUY燕三条運動
[施策]
 可能な限り地場の商品を買う、使う為の『BUY燕三条運動』を推進し、徐々に『BUYMade In Japan運動』に広げていく。
[JC運動]
 地域の方々に参加を呼びかけ、地元の商品のエコロジーな優位性を広くアピールし、地元の商品を愛し消費することが、どれだけ地元にとってためになるかを説明し、PRする。地元商店街や各種団体、行政と協力しながら運動をすすめる。

B燕三条地場産製品即売会
[施策]
 内外から参加しやすい須頃井土巻地区を会場に、三条と燕が一体となり、県内外で認知されている「燕三条ブランド」を活かして盛大に開催する。地場産品の売上増(各分野への経済効果)、交流人口の伴う地域の活性化や、全国に対して「ものづくりのまち燕三条」の更なるPRを図る。
[JC運動]
 燕三条全体の大イベントと位置づけ、地元企業、団体、組合、行政に働き掛け、事業の企画立案を行う。

 

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