■ビジョン
現在ある公共施設は、設立時には何らかの目的を持って造られている。三条市、燕市共に、市町村合併により多くの公共施設が増えたが、利用者が限られている市役所、病院、学校、福祉施設を始め、広く市民が利用する貸館施設や宿泊施設、スポーツレクレーション施設などを改めて考え、見直す時に来ている。
しかし、今後も継続して維持していくためには、施設の管理や運営のための人員配置などに多額の費用が必要である。言いかえれば納税者である市民の皆さんに、将来にわたって負担してもらうことになるということを考えると、現在のまちの姿に合わせた見直しを行い、限りある財源を効果的・効率的に活用していくことが必要不可欠である。
公共施設については市民生活に支障を及ぼさないよう十分配慮し、既存施設の有効活用を第一に考え、効率的かつ一体性のある地域運営の観点から、適正な配置を図る。
また、新たな施設については、求められる機能、運営に適した立地・規模、地域バランス、更には財政事情、少子高齢化を考慮しながら、検討・整備していくことを基本とする。
@既存施設の有効活用
既存公共施設については、市民ニーズを的確に捉え、身近な行政サービスの低下を招かないよう配慮しながら、施設の連携強化や機能分担による利活用と効率的な管理運営を目指す。
また、老朽施設や時代の変化とともに役割が変わりつつある施設については、複数の施設の統合や機能の複合化(公共施設、民間施設、商業施設の融合化)などを検討し、市民のニーズに応じて、効率的にサービスが提供できるよう再整備する。
A医療施設の充実
福祉や介護の分野は、急激な高齢化とともに、介護施設や介護スタッフの不足が社会的な問題にもなっている。両市民においても、少なからず不安を抱いていると思われる。この様なことからも、介護・医療サービスの充実した住み良いまちを造ることが急務である。
■施策とJC運動
@既存施設の有効活用
[施策]
市民のニーズ、各地の公共施設の設備、利用状況を調査し、どのような使用目的に適合するか分かり易く市民に提供する。また、既存の公共施設の統合、機能の複合化を地域全体で検討する。
[JC運動]
公共施設の現状の調査・研究を元に、公共施設マップ、有効活用マニュアルを作成し市民に提供する。既存の公共施設の統合、機能の複合化を検討するフォーラムを市民、行政、NPO等の他団体と協働開催し、セミナー、ワークショップを通して、地域が一体となりプランを考えることのできる場を設け、行政に提言する。
A医療施設の充実
[施策]
バリアーフリーを含め高齢者、障害者が安心して生活できる介護サービスの充実を図り、若年層に関しては安心して出産、育児が出来る医療サービスを目指したまちづくりを進めていく。
[JC運動]
医療・福祉施設の必要性、財政状況、運営方法、既存施設の活用や共用の可能性について市民に対し、公開例会、セミナー等を企画、実施する。その後、市民、行政、NPO等の他団体と共に、あらゆる可能性を調査・研究・協議し、建設的・発展的な議論が交わされる場(市民会議)を設け、まとめたプランを行政に提言する。 |