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理事長 落合孝夫より新年の御挨拶

落合孝夫

 2011年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、旧年中に皆様から頂きました社団法人燕三条青年会議所への御支援、御協力に対しまして、厚く御礼申し上げます。

 

 私、第15代理事長の落合孝夫と申します。若輩者ではありますが、精一杯理事長職を努めさせていただきます。2007年の創立10周年を記念して作成された燕三条JC宣言にあるとおり、先輩諸兄から脈々と受け継がれている「志」を心に刻み、「燕三条」にこだわって運動を展開していきたいと思います。

 

 一昨年の世界同時不況から続くこの厳しい経済情勢の中で、我々青年会議所のメンバーとして取り組むべき事は何かを考えたとき、「まずメンバーが“元気”を取り戻すことだ」と考えました。メンバーが暗い顔をしていて、まちが「明るく豊かに」なるはずがありません。ではどうしたら“元気”になれるのでしょうか?

 それは「出会い」であると思います。困難に立ち向かいながらも目標に向かってがんばっている人との出会い、このまちの伝統・文化をしっかりと受け継ぎ、燕三条にこだわって活躍する人との出会い、世代を超え人々に勇気を与えている人との出会い、新たに青年会議所に入会を希望する青年との出会い、各所で活躍している様々な人との出会いを通じて元気を取り戻したいと思います。

 

「人はひとでしか磨かれない。」先輩から再三教わった言葉です。

出会わなければ、知ることも、気づくこともなく、気づかなければ変わることもできない。「出会い」は人々に気づきを与え、運命を変えていきます。

運命は自らの想いによって切り拓くものであることを活動・運動を通して実感できる1年にしたいと考えます。

 

継続事業であります4泊5日の「第4回寺子屋つばさ100㎞徒歩の旅」、オリエンテーション委員会の手掛けます青少年育成事業、元気なまちづくり事業、出会いプロジェクト事業など通じての「出会い」のほか、三条市(三条、栄、下田)、燕市(燕、分水、吉田)、弥彦村の各地域の祭りやイベントにおじゃまさせてもらい、そこに暮らす方々の気持ちや言葉に触れさせていただく「出会い」を通じて、事業に関わる全ての方々に元気になってもらいたいと考えております。

 

一生涯、暮らし続けるであろうこのまち燕三条。

だからこのまちを明るく元気にしていきたい。

 

2011年度社団法人燕三条青年会議所では「出会いと元気」を年間スローガンに掲げJC運動に邁進してまいります。本年も皆様方からの御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のより一層の御活躍、御発展を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせて頂きます。 

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