理事長から皆様へ

理事長 長谷川 直哉

ごあいさつ

〜果そう我々の使命を!〜

第13代 理事長

長谷川 直哉

4月理事長メッセージ 〜果そうわれわれの使命を!〜


平成21年4月
2009年度(社)燕三条青年会議所理事長
長谷川 直哉

 

 今年に入って早四半期が過ぎました、皆さんいかがお過ごしでしょうか。先日2連覇をとげ、日本中が歓喜に沸いて閉幕したWBC。皆さんも記憶に新しいと思います。何かと暗いニュースばかりが流れるこのご時世、監督選任時から何かと話題が絶えなかった原監督ですが、大変なプレッシャーを押し退け、最後まで選手たちを信じて采配している姿が印象的でした。そして、そんな監督の期待に応えようと、選手一人ひとりが国を代表しているのだという誇りを持ち続け、プレーに臨んだ結果がこの快挙につながったのだと思います。なにかと潰し合いの感が拭えない政治の報道、それを鵜呑みにする世論とは違い、ポジティブに受け入れることでこうも機運が変わるものかというと思いました。また、常に成功を期待され続け、国民の期待を一身にうけた上で、必ず結果を残さなければならない、スタープレーヤー達に、我々も決してスターとは言えませんが、少なからず職場や地域、家庭で同じように期待されていると思うと、成功して当たり前の中での勝利というものに、私は強く感銘を受けました。普段はそれぞれが別のチームで戦う、いわばライバル同士でありながら、それが国の威信をかけた戦いとなれば心を一つに「優勝」という共通の目標に向かって一致団結し、あらゆるプレッシャーを跳ね除け、私たち国民を歓喜の渦に巻き込んでくれた事実は、なにやらこの地域に必要な、地域間、民間と行政をつなぐネットワーク構築の必要性と同じではないかと勝手に想像しています。


さて4月例会はネットワーク作りについての大切な交流例会であります。私はこの燕三条という産業集積の地域で如何に民間同士、行政間、民間行政間においてネットワークの構築が重要か、「燕三条発信」の基礎作り、下地作りに大切かを強く信じていることから、この4月の新年度のスタートにあわせて計画しました。全国を見渡しても、この地域と同じような規模で、これだけの団体、アクティブな活動組織がある地域は誠に稀であります。こんな時代だからこそ、チームの枠を超えて、この地域の生き残りを掛けて手を取り合っていくことが必要なのだと信じています。家庭のリーダーとして、企業のリーダーとして、地域のリーダーとして我々の持ち得るパワーを存分に発揮しようではありませんか。「人を作り、地域(まち)を造り、未来(あす)を創る」パワフルな燕三条に向かって。

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